お役立ち
コラム

マンションやアパートの防犯対策!賃貸住宅でできる侵入窃盗の防ぎ方

2023/7/20 公開

鍵の専門家が丁寧に教えます!

「オートロックがないから自分でできる防犯対策が知りたい」
「空き巣や不審者が侵入してこないか不安」

マンションやアパートに住んでいると賃貸物件の防犯設備は本当に安全なのかなと思うときがありますよね。

例えば、「最近マンション周辺に不審者がいるらしい」という噂話や、「他の住民が空き巣被害に遭ったらしい…」といった体験談など。
もしかしたら自分も被害に遭うかも、と思うだけで不安になりますよね。

この記事では、そんなあなたの不安を解消するために、防犯対策のプロである鍵屋さんが、マンションやアパートで実践できる防犯対策を次の流れでご紹介します!

  1. 不十分な賃貸住宅の防犯対策について
  2. 侵入窃盗の手口について
  3. 賃貸住宅でもできる防犯対策について

最後まで記事を読んで、少しでも安心した毎日を送れれば幸いです。
それではさっそく参りましょう。

実は防犯性が低い!勘違いされている賃貸住宅の防犯対策

実は、アパートやマンションに備え付けの防犯設備はあまり効果的ではないんです!

正しい防犯対策についてご紹介する前に、オートロック・ドアチェーンなど…防犯性が高いと勘違いされている防犯設備について、お伝えしたいと思います。

オートロックはあくまでも予防策

一人暮らしの賃貸住宅物件を選ぶ際に、オートロック付きのマンションを選ぶ基準にする方は多いですよね。
とくに女性はストーカーの被害を予防するため、オートロックの付いた賃貸住宅に住んでいる方が多いのではないでしょうか?

しかし、オートロックは防犯対策として不十分なのですよね。
たとえば、次の3つの方法で空き巣やストーカーに侵入される可能性があります。

  1. 自分や他の住民がオートロックを開けた隙に侵入
  2. オートロックと通らずに窓や非常口から侵入
  3. 同じ賃貸住宅に住んでいる住民が空き巣やストーカーを行う

上記のような場合は、オートロックはあまり効果を果たしません。
ストーカーの被害例だと、
「オートロックを解除した瞬間に、背後からストーカーが襲ってきた」
なんてことも…。あくまで入居人以外が入ってきにくい予防策であると考えておくのが良いでしょう。

マンションの高層階でも油断は禁物

オートロックと同様に、賃貸住宅を選ぶ際に人気なのがマンションの高層階。

「高層階まで空き巣は上がってこない」
「ベランダから侵入はできないから安心」

のようにマンションの高層階の防犯性は高いと思われがちです。
しかし、実は防犯対策としての効果は高くないんです。

警察庁が発表した令和4年度の「侵入窃盗の発生場所別認知度件数」を見てみましょう。

実は、4階以上の共同住宅でも年間で1,573件も被害が発生しているんですよね。
全体から見ても36%の被害が、4階以上の住宅から発生しています。

1日あたり、5件の被害が発生していると考えると高層階に住んでいても油断はできませんね。

さらに、侵入口について詳しくまとめた表を見てみましょう。

なんと4階以上の共同住宅でも、窓からの侵入が25%も占めているんですよね。
4階以上の高層階だと登ってこれなさそうなベランダでも、

  1. 屋上から降りてきて
  2. 他のベランダを足場にして

といった手口で侵入されることも!
マンションの高層階といえども、防犯対策は必須ということですね。

ドアチェーンは訪問販売対策用

ドアチェーンは防犯設備ではありません!

ドアチェーンはもともと、訪問販売やホテルのルームサービスなど、意図しない訪問客が不用意に自宅へ押し入らないように侵入防止を目的として設置されています。

あくまで訪問販売などの侵入防止なので、ドアチェーンの防犯性は非常に低いです! 素人でも開けようと思えば、一本のヒモや輪ゴムで簡単に開けられるほど。

ドアチェーンは「鍵を開けられた後の時間を少しでも稼ぐ」ための防犯対策と考えていただくのが良いでしょう。

ドアスコープは「のぞき」「侵入」に利用されることも

来訪者が誰か知るためのドアスコープです。
知らない人物からの訪問を室内から確認できるため、有効な防犯対策として思われがちです。
しかし最近、ドアスコープが盗撮や空き巣などに利用されていることをご存知でしょうか?

ドアスコープは次のような手口で悪用されているんです。

  1. リバースドアスコープなどの特殊なレンズを使った盗撮やのぞき
  2. ドアスコープの穴に特殊な工具を通して行う「サムターン回し」室内に侵入

このようなリスクを防ぐためには、「専用のカバーと取り付ける」「外側から取り外せないドアスコープに交換する」といった対策がオススメです!

しかしドアスコープの対策だけだとのぞきは防げますが、空き巣への対策は十分ではありません。
手慣れた空き巣はドアスコープをこじ開けて、「サムターン回し」を行います。

「サムターン回し」の対策方法については、こちらの記事の後半でご説明しています! もし、先に対策方法について知りたい方はこちらのリンクから飛んでみてください。(このページの下に移動します)

サムターン回し対策はこちら

では次に、侵入窃盗の手段から考える、アパートやマンションの防犯対策についてご紹介します。

「どのように」「どこから」侵入窃盗のデータから考える防犯対策

防犯対策を行う上で大切なことは、「どのように」「どこから」被害に遭うのかを知ることです。 被害の状況を知って、防犯対策を行うことで被害に遭う可能性は限りなく低くなります。

では、どのように侵入窃盗の被害が起きているのでしょうか?
警察庁が発表した令和4年度の「侵入窃盗の侵入手口」を見てみましょう。

なんと無締まりが最も多い侵入手口なのですよね…。

ここからは共同住宅の防犯対策を、侵入被害の多い順にご紹介していきたいと思います。

  1. 無締りの防犯対策(被害全体の41%)
  2. 合カギの防犯対策(被害全体の24%)
  3. ガラス破りの防犯対策(被害全体の11%)
  4. ドア錠破り・施錠開けの防犯対策(被害全体の4%)

4つの防犯対策を行うだけで、約80%も住宅へ侵入されるリスクが下がります! ぜひ、最後までご覧ください。

それでは参りましょう。

侵入手口の4割を占める「無締り」を防ぐために!鍵は必ず施錠する。

「少しの外出だから鍵はかけずに出よう」

このように考えて、鍵をかけずにコンビニなどへ行った経験はないですか? 先ほどもお話ししましたが、なんと侵入窃盗の手口の約41%が無締りによる被害なのです。

アパートやマンションなどの共同住宅を対象に、年間で約2,119件もの被害が発生しています。

4階以上・3階以下ごとに見ると、やはり被害件数が多いのは3階以下のお部屋ですね。 とくに、3階以下のお部屋は窓からの侵入も容易なため、外出時の窓の戸締りには注意が必要です。
4階以上のお部屋でも、年間644件も発生しています。
先ほどお話ししたように、オートロックや高層階でも油断はできません!

少しでも外出する際は、窓と玄関の施錠を怠らない。
この習慣をつけるだけで、41%も侵入リスクを減らせますので必ず実践しておきましょう。

実は侵入手口の2位!合カギを使った侵入を防ぐ

実は、無締りの次に多い侵入理由は合カギを使った侵入なのです。
こちらのグラフをみてください。

実は、合カギを使った侵入窃盗は、年間で711件も発生しており、被害総数からみても24%も占めています。

さらに怖いところが、低層階も高層階も被害にあう可能性が変わらないことです。 合カギを使って侵入される主な原因として、次の3点が考えられます。

  1. 元交際相手が合カギを持っていた
  2. 以前の入居者が鍵を持っていた
  3. 簡単に合カギを作成できるかぎで窃盗犯が作成した

どれか一つでも心当たりがあれば、必ず対策をしましょう。
それぞれの対策方法についてご紹介します。

合カギを他人に渡さない、交際相手が変われば鍵も変える

合カギを使った侵入のリスクを減らすためにまず大切なのが、他人に鍵を渡さないことです!
とくに、交際相手に鍵を渡すのはできるだけ控えるのが良いでしょう。

「別れた後の腹いせに」「復縁を迫って」のように元交際相手がストーカーをして住居侵入を行う例も非常に多いです。

まず大切なことは、合カギを渡さないこと。
もしすでに渡してしまっていれば、「交際相手が変われば鍵を変える」ようにするのが防犯対策としては良いですね。

引越した際は必ず鍵を変える

引越しした際は、必ず鍵を変えましょう。

鍵を交換していない場合、前の住民が自分の鍵を持っている可能性があります。 窃盗目的のために合カギを作成していることも…。

カギが変わっているか確認する方法は、賃貸契約時に鍵交換代を支払っているかどうかです。
住宅によっては鍵交換費用を大家さんが負担している場合もありますね。
これらの場合は鍵が新しくなっているので、前の住民に合カギを作られる心配はありません。

住む際に鍵交換費用を払っていない、カギを交換した様子がない場合は、必ず大家さんに鍵交換を行っているか確認してみましょう。

合カギを作りにくい鍵に変える

合カギを使った侵入で交際相手や前の住民以外に考えられるのが、ストーカーや窃盗犯が合カギを作成したといったことです。

「わざわざ合カギを作って、侵入してくることはないでしょ」

と思われる方も多いと思います。
しかし先ほど説明した元交際相手のストーカーのように、特定の人物への執着心から犯行に及ぶ可能性は大いにあります。

実際に起こった犯罪事例で言うと、「合カギを作成して、同僚の女性宅に侵入」なんてことも…。

このようなギザギザの鍵を使っていないでしょうか?

一般的にディスクシリンダー錠と呼ばれるもので、共同住宅の玄関などにとくによく利用されています。
この鍵は値段も安いため多くの物件で利用されていますが、合カギを簡単に作れてしまうんですよね。
さらにピッキングもされやすく防犯性は非常に低いです。

合カギを作りにくい鍵にしたい、ピッキング対策をしたい方は、下のような表面に丸い凹凸がある鍵に変えるのがオススメです!

こちらはディンプルキーと呼ばれる鍵で、ピッキング耐性や合カギの作りにくさから非常に防犯性が高いんですよね。

ピッキング対策の見出しでこちらについて詳しく紹介しているのでよろしければ合わせてご確認ください。

ピッキング対策についてはこちら

ガラス破り対策はどの階でも必須

ガラス破りも年間694件、1日あたり約2件も発生しています。

4階以上の物件でも、26%の割合でガラス破りによって侵入されています。 「高層階はベランダから侵入されない」と考えてしまいがちですが、それでも年間約180件がガラス破りで侵入してきているんですよね。

ガラス破りの対策をご紹介しましょう。

防犯フィルムを貼る/防犯ガラスと交換する

まずオススメなのが、防犯フィルムを貼ることです。
防犯フィルムは、通販などで¥3,000〜で購入できて、設置も簡単なため手軽に防犯対策が行えます。
また、「ガラスの飛散による二次被害が防げる」「UVカットや覗き見防止」といった普段の生活にも役立つメリットもあります。

防犯フィルムより高い防犯性を求めるなら、防犯ガラスと交換するのもオススメですね。

ピッキング対策は万全に

最後に施錠開けの対策についてご紹介します。

「全体の4%だから対策はしなくてもいいかな」と油断してはいけません!

施錠開けや錠破りとは、鍵をかけていても侵入されるということです。 防犯対策を怠っていれば、

「長期間の外出中に空き巣に入られた」
「仕事から帰った時には盗まれていた」

なんてことも起こりかねません。 被害件数も年間243件と少なくないため、できる限りこれらの防犯対策も行いましょう。

錠やぶりや施錠開けの手口として、近年最も多いのが

  • サムターン回し…ドアのつまみの部分を外側から回して侵入する
  • ピッキング…特殊な工具を鍵穴に差し込んで開錠する

の2点です。これらを対策すれば施錠開けのリスクをかなり軽減できます。

それぞれの対策についてご説明しましょう。

サムターン回し対策には、防犯サムターンがオススメ

サムターンとは、上の写真のようなドアの内側にあるつまみの部分のことです。
ドアスコープの危険性のところでもお話ししましたが、ドアスコープやドアの隙間から特殊な工具を通して、このサムターンを回すことを「サムターン回し」と言います。

このサムターン回しを防ぐためには、「防犯サムターンを設置する」「サムターンカバーを取り付ける」ことがオススメです。

とくに、防犯サムターンはボタンを押すことで簡単に開閉ができるため、日常生活に違和感なく取り付けられます!

ピッキング対策はどれだけ時間をかけさせるか

侵入に「5分以上」かかると約7割の泥棒が諦める。
これは警察が実際に、泥棒に対して聞き取り調査を行った際に判明したことだそうです。

手際の良い空き巣は、すぐにピッキングを行なって侵入してしまいます。
そのため、ピッキング対策で大切なのは、「5分」を作ること。
今回は、

  • 補助鍵
  • ディンプルキー

を使った対策方法をお伝えします。

補助鍵で1ドア2ロック

もし今住んでいるご自宅の鍵が一つしか設置されていないなら、補助鍵を設置して「1ドア2ロック」にすることをオススメします!

「1ドア2ロック」は警察や国土交通省も推奨している防犯対策です。
空き巣が一般的な鍵を開ける時間は「3分程度」と言われています。鍵を二つ設置するだけでも「最低6分」はピッキングにかかりますね。

補助鍵を設置するだけで、ピッキング対策の「5分」が達成できます!
さらに補助鍵は賃貸住宅でも設置可能なものが多く、業者へ頼めば当日〜設置可能です。

ディンプルキーでピッキング+合カギ作成対策

ピッキング対策にはディンプルキーがオススメです!
こちらも、合カギ作成の防ぎ方の部分で少しご紹介しましたね。

ディンプルキーは両面に凹凸がある形状から、ピッキングを行いにくいため防犯性が非常に高いです。
ディンプルキーをピッキングするために必要な時間は「10分程度」と言われています。 これだけ時間がかかるのなら、空き巣がディンプルキーの物件を避けるのも想像できますね。

また、合カギも作成しにくいため、他人に合カギを作られて侵入される可能性も限りなく低くなります。

鍵の交換は、賃貸住宅では難しいと思われがちです。
しかし大家さんに相談すれば鍵を交換できる場所も多いため、ぜひ確認してみてください!

防犯対策は入居後も可能!防犯性を高めて安心のお部屋生活を過ごしましょう♪

以上で、マンションやアパートでできる防犯対策についてのご紹介でした。
この中から一つでも防犯対策を行うことで、安心した一人暮らし生活を過ごせることができれば幸いです。

まとめとして、この記事の5つのポイントをお伝えします!

  • オートロック・高層階でも防犯対策は行うべき
  • ドアチェーン・ドアスコープは防犯上、危険なことも
  • 鍵は必ず施錠する
  • 合カギ対策、ガラス破り対策はどの階でも必須
  • ピッキング対策はどれだけ時間がかかるか

最後になりますが、私たち「みんなの鍵屋さん」のご紹介をしたいと思います。

「防犯対策の相談をしたい」
「ディンプルキーや補助鍵などの防犯対策を行いたい」

とお考えの方はぜひご覧ください!

防犯対策はみんなの鍵屋さんにお任せ!電話相談実施中(CTA)

みんなの鍵屋さんでは、鍵の取り付け、鍵の交換を承っております。

「オートロックがなくて不安」
「同じマンションで空き巣被害があったらしい」

このような理由で不安を感じている方はぜひご相談ください!
防犯対策のお悩みに、電話スタッフと作業スタッフが親身になってお答えします。

価格や防犯性、すぐに設置できるかなど、どのようなお悩みでも大丈夫です!

電話での無料相談だけでなく、現地見積もりも無料で実施しています。
少しでも、「防犯対策をしたい」と思っている方はぜひ私たちまでご相談ください♪

鍵交換・鍵作成のくわしい料金はコチラ ホームページから相談する

この記事はお役に立てましたか?
お役立ち情報をシェアしてくださいね!

こちらの記事もオススメです!

鍵トラブルお役立ちコラム>> すべての記事を見る
お気軽にご相談ください