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もしもメインキーが錆びてしまったら

2015/2/27 公開

鍵の専門家が丁寧に教えます!

カギに不具合が起きたら困ることは多い

“もしもメインキーが錆びてしまったら 自宅の玄関や金庫など、自動車、ロッカー、机の引き出しと、防犯上カギが取り付けられている場所は生活の身の回りにたくさんあります。
それは「物体」だけに限らず、大切な「情報」にも同じことが言えます。

お手持ちのスマートフォンもパーソナルコンピューターも、パスワードというカギによってその中にある大切な個人情報が管理されているといって良いでしょう。
住居であれ道具であれシステムであれ、それを利用するには全てカギが必要になっていると言えるのではないでしょうか。

特に、移動手段として利用される自家用車やバイクなどは、カギによって管理されているものの代表と言って良いでしょう。
どちらも起動させるのにカギを必要としますし、たとえばバイクなら、メイン、タンク、メットホルダーといった主要部分が、全てカギで管理されているのです。

カギが壊れたら交換するしかない

 そんな、重要な役割があるカギですから、ひとたびダメになってしまったら交換するしかありませんね。
たとえばバイクのメインキーが錆びてしまったらシリンダーを回すことが困難になります。シリンダーが回らないということはエンジンがかからないということであり、タンクもメットホルダーも開かないことになります。
つまり、バイクに乗って走らせるために必要なことは何一つ出来ないということになります。大きな自動車やバイクの運命はその小さなカギが握っているのです。

前途したように、カギが錆びてしまったり、折れてしまったり、はたまた失くしたり、盗まれてしまった場合、交換する必要があるわけですが、ここで注意しなければならないのは、たとえば同じ車種のバイクの不動車からシリンダーとキーを入手し、それを付け替えたりするとほかのキーと兼用で使えなくなるということです。

一台のバイクに対して数種類のキーを使い分けることは、慣れてしまえばそれほど面倒でもなくなるでしょうが、少なくともそれまで統一されたカギを使っていた人にとっては、面倒なことこの上ないでしょう。
当然、カギを複数持たなければなりませんので、それによってまた、紛失の可能性を増やしてしまっていると言ってもいいでしょう。

それぞれのバイクの車種によってキーの種類も変わってきますが、カギを交換するのであれば、多少もったいないと思っても、全て取り替えてしまうほうが楽であることは間違いありません。
逆に言うと、一本のカギで全てを管理している以上、そのカギは大切に使い続けていくことが重要なのです。

普段からのメンテナンスが大切です

錆びに限らずカギについては、日ごろのメンテナンスが重要であることは言うまでもありません。
それにもかかわらず、我々はカギのメンテナンスという部分を軽視しがちな傾向にあります。精巧なカギであれば、ちょっとしたホコリやゴミがたまっただけでも不具合を起こしてしまうケースも有るため、今一度、お手持ちのカギのケアについてよく考えてみてはいかがでしょうか。

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